Yoriyork WEBチームです。
みなさんは、自分で作成したファイルをどうやって管理していますか。
手動でバージョン管理していませんか。似た名前のフォルダやファイルが増えすぎてどれがいつのものなのか分からなくなっていませんか。
「最新のデータを古いものと勘違いして消してしまった。一時間前のデータならまだ使えるかも。似た名前が多くて、どれなのか分からないなあ……」
そんな状況になる前に、バージョン管理ソフトを使用しましょう!
「Git」や「Bitbucket」を使えば、効率的にファイルの管理が行えます。
これらがどういうものなのか、簡単に説明していきます。
Git
ソースコードなどの変更履歴を記録・追跡する仕組みで、分散型と呼ばれるバージョン管理システム。
各自でリポジトリというデータを保存する貯蔵庫を持ち、個人のレポジトリで保存した記録を、好きなタイミングで同期することができます。
ネットに繋がずローカルで記録することもできるので、自分だけで試行することも可能です。
Bitbucket
オースラリアのソフトウェア会社「アトラシアン」が運営している、ウェブベースのホスティングサービス。
商用と無料があり、5人未満の小規模チームは無料です。
パブリックリポジトリ、プライベートリポジトリどちらも無制限に作成可能。
SourceTree
Gitを使いやすくしたのがSourceTreeです
通常、コマンドプロンプトやターミナルを使用してコマンドで操作するGitですが、それをもっと直感的に使用できるように扱いやすくしたものです。
日本語にも対応しており、初心者にオススメのGitツールと言われています。
Github
こちらもBitbucket のようなホスティングサービスです。
リポジトリを公開にする場合は無料、非公開の場合は有料です。
SNSのような機能もあり、ソースコードの共有などによく利用されています。
jQueryのライブラリなどは、こちらで公開していることが多いのではないでしょうか。
最後に
Gitは、今まで曖昧になっていた管理や共有などが、明確に可視化できる便利なサービスです。
何より過去のバージョンにも戻せるというのが便利かと思います。
よくありがちなミスは、こういったサービスでカバーすれば、より良い作業を行え効率化も進むことでしょう。
Gitに興味を持ったけど導入が難しいかも?と思った方は、まずSourceTreeを利用してみるのがオススメです。
SourceTreeなら日本語化の環境で作業が行えます。
チームで作業するときに、それぞれが分担しているファイルにちょっと手を加えたい時も、オリジナルのデータを上書きする心配がありません。
コメントも付けられるので、コメントのレギュレーションさえ決めておけば、作業効率化は間違い無いでしょう。