2018年3月27日にGoogleがモバイルファーストインデックスの施策を発表しました。
日本でも6月に入ってからグーグルサーチコンソールにメッセージが来た方もいらっしゃるのではないでしょうか?
目次
モバイルファーストインデックスとは?
時代の流れで、一般ユーザーにスマートフォン(以下スマホ)が普及し、パソコンよりもスマホで検索する方が圧倒的に多くなっています。
そこで、検索エンジン(Google)はユーザーの「利便性」を考え、スマホで「見やすい」・「分かりやすい」・「使いやすい」サイトを優先的に評価し、検索順位表示をした方が今のユーザーニーズに合っていると判断した。
これが簡単に説明した、モバイルファーストインデックス(以下、MFI)です。
検索エンジンの仕組み
検索エンジンはどうしてキーワードを入力し、検索ボタンをクリックするだけでユーザーが欲しい情報を瞬時に表示してくれるのか?
簡単に説明すると、あらゆるホームページの情報(内容)を調査し、カテゴリー(項目)別に仕分け・整理してデータベースに保管されることを【インデックス】と呼びます。
そこからユーザーが「知りたい!」と検索したキーワードに対して、保管場所から最適と思われる情報を選んで表示してくれるからです。
MFI導入前・導入後の変革
MFI導入前のGoogleはあくまでもパソコン向けサイトをメインにインデックスし、見やすさ・分かりやすさ・使いやすさなどの『利便性』などを評価。
そこから検索結果のランキングを付けて表示していました。スマホやタブレットなどのモバイルからの検索も、パソコン向けサイトの評価を基準に検索結果を表示されていました。
今まで
パソコンで「見やすい」・「分かりやすい」・「使いやすい」サイト=高い評価 & スマホ・タブレット(モバイル)で「見やすい」・「分かりやすい」・「使いやすい」=低い評価
MFI導入後
スマホ・タブレット(モバイル)で「見やすい」・「分かりやすい」・「使いやすい」=高い評価 & パソコンで「見やすい」・「分かりやすい」・「使いやすい」サイト=低い評価となります。
MFIをわかりやすく図で説明
MFI導入前(上部分)
パソコン向けサイトを優先してインデックスし、検索結果はユーザーにとって「利便性」が高いと判断されたものから順番に表示される。
MFI導入後(下部分)
モバイル/スマホ向けサイトを優先してインデックスし、検索結果はユーザーにとって「利便性」が高いと判断されたものから順番に表示される。
MFIに対応した方が良い理由
Googleがスマホサイトを重視した背景には何があるのか?
⇒パソコンよりもスマートフォンやタブレットで検索する人のほうが多いからです!!
今やスマートフォンは私たちの日常に必要不可欠なツールです。ちょっとした待ち時間でも直ぐに取り出せて、直ぐに検索できる。検索するならパソコンよりもスマートフォンのほうがはるかに利便性が高い。
スマホ検索ユーザー数>パソコン検索ユーザー数
だからMFIに対応し、スマホ検索ユーザーの満足度の向上を図ることが大切です!
MFIに対応しないと、マズい理由
パソコンサイトに費用と労力を注ぎ、ユーザーニーズを満たしているコンテンツ(内容)が多い人気サイトなと特にもったいないです。
モバイル対応をしていなかった為に、スマホやタブレットでみるユーザーにとって「見ずらい」・「分かりにくい」・「使いづらい」サイトと判断されてしまった場合、MFIによってサイトの評価がガクッと下がってしまいます。
また、検索順位だけでなく、お客様がスマホでサイトを閲覧した際も、「見ずらい」「解りずらい」という印象を持たれてしまう可能性もあり、お問い合わせやご発注の確率(コンバージョン率)を落としかねません。
モバイルファーストインデックスに対する見解
まず、ホームページを見るお客様(検索エンジンを利用するユーザー)の事を考える事が一番重要だと考えます。
【目的】
ホームページを持っている目的は「WEB上での双方向コミュニケーション」と言えるでしょう。
必然的に、お客様にとって「見やすい、使いやすい」サイトの方が尚いいと考えられます。
【状況】
上記に対して現在は、お客様がご利用するデバイス(端末)が、スマートフォンが増え、パソコン(PC)が減ってきているという傾向があると言われており、Googleのデータでは明確になったと推測します。
そこで、Googleは、検索エンジン上のサイト評価に、「スマートフォンに最適化されているか?」という基準をいれた、と考える事がスムーズだと考えます。
PCサイトを所有しているが、モバイル対応をしていないお客様、ある一部分のみスマホ対応をしているお客様へ
モバイル最適化を検討する際は、是非Yoriyorkにご相談下さい!!