大切にする思考|YORIYORK|栃木県佐野市

大切にする思考

thinking

YORIYORKが
大切にする思考

◆「本質的」 目的達成思考と問題解決思考


◆YORIYORK(ヨリヨーク)は下記の思考を大切にしています。

・「目的と課題」の定義
・「本質的な」目的と課題の探求
・目的達成と問題解決の「手段」の探求
・手段を実行し、最後までやり抜く


私たちは相対する事柄の「本当」の目的と問題を考える事を重視しています。既存の考え方では「デザイン思考」と近い意味合いです。本質や事実を見定める事で、将来的に得られる結果を『より良くする』ことを目的としています。私たちは、この発想をWebサイト(ホームページ)やグラフィックなど、何かを創り出す(クリエイティブ)際にも実行し、お客様に長期的な利益(メリット)を提供することをモットーとしています。


◆自身と向き合い、お客様と向き合う

何かを創り出す際もそうですが、自分自身と向き合う際。また、チームメンバーやお客様と向き合う際でこそ「本質」を探究する事が重要です。例えば、ビジネスにおいてサービスを提供する相手はお客様です。そしてそのサービスを提供するのはチームメンバーです。それぞれの間で生じる意志疎通、俗にいうコミュニケーションで「ズレ」が起きた場合、勘違いしていた。仮説がズレていた。などから失敗に繋がってしまう事が多いのではないでしょうか。では、コミュニケーションの「ズレ」の原因を探究していくと、「表現の仕方」や、「態度」などが出てきますが、根本の部分では自分自身を含む関係する「人」の「思考や解釈」が重要であると考えます。ここで相手の言いたい事を理解したり、求めている物を想像したりします。そこから更に掘り下げていくと、意識できているか・できていないかは別として、人それぞれの思考の中に「常識」や「当たり前」などに当たる「前提」がある事が見えてきます。もしそこに「思い込みや決めつけ」などがある場合、コミュニケーションをとっている相手が言っている事と自身の解釈のズレを生んでしまいます。もしくは、コミュニケーションをとっている相手の言っている事が本質とズレていた。という事も理解できるかもしれません。

この様に、意識していしないと、無意識的に思考が停止している状態となり、結果的に本質的な問題や課題を見誤ってしまうのです。上流でズレれば下流ではもちろんズレるでしょう。こういった失敗を事前に防ぐ為にも、目的や問題を見えづらくしている原因を考え抜くことが大切だと考えます。

では、何をどう考え、何を重視すべきなのでしょうか。
下記で解説していきます。


◆私たちが考える「本質的な」目的達成思考・問題解決思考とは?

「結果を変えたいならば過程から、過程を変えたいならば前提から」

15年間のビジネスライフから我々が原理原則だと考えているのは「合理性:利益性:楽しいか?」という軸です。合理的でなければより時間が必要となります。利益がなければ継続する事ができません。楽しくなればやりたくなくなります。当たり前といえば当たり前ですが、手段が目的になってしまう様に、本質は気を付けていないと見失う事も多々あります。この様に、本質を見ようとしながら「よりよく」することを追求していく中で、原理原則が見えてくるのではないでしょうか。ここからは、私たちが考える、本質的目的達成・問題解決思考を記載していきます。


◆大切なことは「人間中心」という言葉

結論から先に記載しますと、その制作物は「誰に向けて作っている物なのか?」という事。まずはそこをしっかりと深堀して、明確に定義する事が欠かせないと考えています。類義する言葉で言えば「ユーザビリティー」が上げられますが、ユーザビリティーが「使いやすさ、わかりやすさ」を重視しているとするならば、人間中心に設計する思考は「誰の何の為に、どの様に」という前提の企画から、機能の目的まで注意深く考える事と言えるでしょう。本質的な目的の達成・問題の解決を考えるなら、もう一歩踏み込んだ「本当の問題や目的は何か?」まで考えなくてはいけません。ここで探求をしていくにあたって我々が重要視する3つの対象をご紹介いたします。


◆三つの対象

①対:自分自身
結論から言うと「1人の人間として自分自身が本気で幸せになろうとしている事」が大切です。一見すると、「当たり前じゃないか。」と言われてしまうかもしれません。しかし、その本気がないと乗り越えられない見えない壁があると考えます。そして、自身の幸せを考えられていない人、その為に行動できていない人は意外に多いと感じています。では「自分にとっての幸せ」とは何でしょうか?それは、当然、人それぞれ違います。「~したい」「~になったらいいなぁ」。など「~」は様々です。しかし今までコミュニケーションをとってきた人たちの中では、「~をしなければならない」「~の様にあらねばならあい」などの軸で思考をしている人がとても多かったのです。
この様な思考の上流にある文章は、意識的に確認しないと中々見えません。また、余程の事がない限り、変える事が難しい部分だと考えます。なぜなら自分自身にとって「当たり前」となっているからです。違う言葉で言えば、自分が生きている自分の世界の基準になっているからです。ただ、想像して頂きたいのが、もしその自分が採用している「基準」となるルールが、自身だけの偏った思考による「思い込み」であったならどうか?という事です。

そして、この様な自分にとっての「当たり前」というのは、はたして自分だけで形成しているのでしょうか?私達の見解は違います。そこには様々な影響があります。国や民族における「常識」という言葉や、地域や組織、家族などにみられる「しきたりやルール」なども該当するでしょう。

つまり、今まで自分自身で検証する事なく、当たり前として採用している非合理的な「思い込み・決めつけ」が存在する可能性はあるのです。同様に、他者の受け売りをそのまま採用し、あたかも自分自身もそれが正しいと思ってしまっている「そうあるべき像」などが存在する可能性もあるのです。

もし、これらが原因で、より合理的な事や、自分自身が楽しいという事に対して、無意識的に「どうせ無理だ。」と「あきらめ」を選択している場合、個人にとってもったいない事です。そして、物事の本質や他者の本当の気持ちなどを見誤る原因にもなると考えます。
もし、自身の感覚の中に「違和感があるけど当たり前」があれば、その感覚としっかりと向き合い、前提となる思考を探し出す事が重要です。自分の中で「あたりまえ」になっている点で検証する事の難易度は高いですが、無理ではありません。探求していく動機はいたってシンプル。「もっと便利にしたい、もっと楽しくしたい、もっと幸せになりたい」という理由で十分だと考えます。

心理学者のアルフレッド・アドラーは、その検証行動を「勇気」という言葉に言い換えています。冒頭で述べましたが、シンプルに「幸せになりたい」という欲求に対して、自身の偏った思考が原因で目を逸らしてしまっているのであれば、その欲求をエネルギーとして、自身の「思い込み」を把握することに注目しましょう。そこから考え抜く事、やりぬく事が、本質的な目的達成・問題解決の思考において、もっとも重要な項目であると考えています。本気で幸せになりたいという想いが自身の中にある見えない壁を突破する鍵であると共に、事柄や関わる他者に対しての理解を深める鍵であると考えます。


②対:人(メンバーやお客様)
私たちは人と関わりがなければ生活できません。それぞれに思考や解釈、能力や習慣があるように、1人として同じ人間はいません。こういった相手と共存する上で、自然発生するのが意思疎通(コミュニケーション)です。シンプルに言うなら、相手の意思をどう理解し、自身の意思をどう伝えるか。こうしたコミュニケーションは、現実世界での言語と非言語のやりとりがベースとなりますが、我々のお仕事では、ホームページやチラシなどの制作物や、WEBマーケティングなどにも当てはまります。上記①で述べたように事実を見誤らない様に、しっかりと自分自身の囚われを理解する事。それと同様に対峙する相手を理解する事も重要です。もし対峙する相手の中に矛盾がある場合、その点すらも理解する事で、意志疎通の精度は上がります。

そこから次の工程として、我々の場合は、表現する「手段」が言葉なのか・写真なのか・動画なのか。また、表現する「媒体」が雑誌なのか・新聞なのか・チラシなのか・ホームページなのか・WEB広告なのか。と選定していきます。この手段や媒体に関しては、普遍的な正解はあまりなく、その時代ごと、その時代を生きる人々、に応じて変化する部分だと考えております。ここでは、目的達成のための行動、問題解決への探求の為に、他者や時代が求めている本質とトレンドを注意深く理解しようとする姿勢が重要となります。ちょっと前に成功した仮説と手段に驕ってしまうと今現在とのズレに気づけない事は注意すべき点です。「事実」に対してとことん確認する事が重要です。


③対:事柄(サービス、制作物、技術)
私たちにとっては担当技術であり、お客様にとっては提供されるサービスにあたるのがここです。担当している業務、及び有している技術に対しての見方や方法を探求することが、技術の向上や革新につながります。結果が出なければ、手段や手法、その前提にある仮説のいずれかがズレていたと考えます。その際にも経験や実績におごってしまうとそのズレに気づけません。また上記①で述べた様に、興味がある事、楽しい事でなければ「とことん」本質的探究をしていく事が出来ないのかもしれません。「興味」こそ自分が担当する仕事になり、その先にある専門家・職人・プロフェッショナルまで歩むエネルギーになります。元サッカー日本代表の中田英寿は「遊んでいる事も真剣にやればプロになれる」と言っております。興味を採用して、真剣に集中する事。その鍵を元に、担当職務を探究していく事。そして、歩みの過程で生じる問題や壁に対して「どうやったらうまくいくか?」という思考で多角的に解決手段を探求する事が重要です。

また、お客様と一緒に作り上げる「ホームページや制作物、マーケティング戦略、経営戦略」などでは、お客様の思考や姿勢も重要となってきます。ここでは上記①で記載した我々とお客様の思考の中にある「ズレ」を修正し「事実」に近づける事。また上記②で記載した意志疎通における相互理解を深める事。が基盤となります。その上で、実現を促す技術やサービスの力が相まって成功確率を高めると考えます。


◆「デザイン思考」とは?

冒頭で述べた、デザイン思考を解説しておきます。
2000年初頭から話題になっていた言葉ですが、意味合いとしては「人間を中心に考え、より良いサービスを構築していく思考」だと言われています。「デザイン」は、さまざまな意味を持つ言葉です。まず、グラフィック・ホームページ・Webなどで「形や色」を作り出す事を「デザインする」と言います。一方、新しい手法や解決策を見つけていく思考、行為を指す、問題解決のプロセスという意味もあります。本件は後者がベースになっています。その要点は、①問題発見をしていく「発想・姿勢」から②問題解決をしていく「行為・アプローチ」③解決策として出した「プロダクト・サービス案」までを含めて創造していく思考です。


◆デザイン思考のプロセス

①共感
「有意義なイノベーションには、ユーザーを理解し、彼らの生活に関心を持つ必要がある」

②問題定義
「正しい問題設定こそが、正しい解決策を生み 出す唯一の方法」

③アイデア創出
「正しいアイデアを見つけるためではなく、可能性を最大限に広げるために行なう」

④プロトタイピング
「考えるために作り、学ぶために試す」

⑤検証
「テストは、自分の解決策とユーザーについ 学ぶための機会

※スタンフォード大学のデザイン研究所によるデザイン思考の定義


◆役割

高度経済成長時の日本という国は、製造業やサービス業などを強みとしてきました。ビジネスの流れでいえば「下流」の部分です。現代では、高度経済成長とバブルの流れからか、グローバル化とIT(情報)化の流れからか、物質的に充実した社会が実現しつつあります。そこで必要とされる役割も高度かつ多様化しつつあり、その様な過程で、ビジネスの流れでいう「上流」にあたる「コンセプト設計や企画設計」が必要とされはじめております。より本質に向けてにそのビジネスは「誰のために・何を目的に・何を作るのか?」という事までさかのぼって思考・議論・実行・検証する発想が注目されています。

※例えが合っているか若干不安ですが、「法律を従順に守るだけでなく、より良い社会を実現する為に、その目的と問題の本質を考え、必要があれば法律から作り変えていくくらいの発想が必要になってきている」という表現が私はしっくりきます。

この視点から私たちが重視するのは、顕在的な問題に対応するだけでなく「本当の目的や問題は何なのか?」を定義する事。源流にあるコンセプトから考え、設計やサービス化の仕組みを作り、しいては市場を形成していく発想です。ニーズ志向とシーズ志向などさまざまな呼び方がありますが、デザイン思考とはその根本にこそ必要な発想だと考えております。


◆究極のゴールとは?

「しっかりソリューション(問題解決) 狙うはイノベーション(革新)」

私たちの考える究極のゴールは「ユーザーが気づいていないニーズ」を探求する事であり「そのニーズを満たすサービスを構築する事」です。とはいえ、私たちもまだまだ発展途上であり、まだ習得・実現しきれていない領域だと考えています。「顧客は自分達が欲しい物は知らない」と故スティーブン・ジョブスが発言したという話もありますが、まだ、お客様も世の人々も「認識化・言語化・体系化」しきれていない仕組みを作り上げる為には、潜在的な目的や問題を理解する必要があります。その点では、ターゲット層にマーケティングリサーチをして、ヒアリングをしっかり行なうことはまったく間違いではありません。そこに加えて「本質と前提」に注意すべきだと考えます。お客様の本当の目的は何か?その上での本当の課題は何か?を同時に考えていく事が重要です。

前提という点では、前提にある選択肢が「過去のもの」であり、現在とズレてしまっていないか?であったり、新しい選択肢を見落としていないか?という視点は必要だと考えます。
本コンテンツはここまでで「自分自身の想い」「他者の想い」「実現する技術」に関して述べて参りました。共通して重要な事は、対峙する上で、本質探求する為の「考え方」であり、そこから目的達成や問題解決に向けた「姿勢」と「行動」です。幸せを実感しつつ実行するのか、不幸からの脱却に向けた実行なのかは、どちらでもいいのかもしれません。今より先にある、自分や他者のヨリヨクの為。しいては地域や国、世界のヨリヨクの為に「勇気をもって本気で取り組む事」が現実世界、及び、解釈世界のヨリヨクに繋がるのだと考えます。

以上。

YORIYORKが大切にする思考と姿勢をご紹介させていただきました。
この軸を元に、ホームページ制作やデザイン制作、そして会社経営に励んで参ります。

共感いただける方からのご連絡をお待ちしております。

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